journeyイスラエルパレスチナ

井上文勝さんというすごい人。

2011-08-18 イスラエル3日目

8時30分起床。
目覚め良すぎ。

今日はイスラエルに40年在住の井上文勝さんに会いに行く。
かなりすごいですよ、この人は。
詳しいプロフィールはamazonから引用させていただきました。

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井上 文勝
1944年、秋田県生まれ。建築家。66年、明治大学を卒業。イスラエル国立工科大学にて修士研究をする。69年、イスラエル占領下のパレスチナに移住。今日に至る。大学、美術館、教会、シナゴーグ設計等に関与。ホロコースト研究にも取り組む。著書に戯曲『コルチャック先生・ある旅立ち』がある。現在、国際ヤヌシュ・コルチャック協会日本代表。イスラエル・パレスチナ関係の寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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ヤヌシュ・コルチャックの日本の代表をされている方です。
日本ヤヌシュ・コルチャック協会に関してはこちら

著書には
子どものためのコルチャック先生

「千の風になって」紙袋に書かれた詩
があります。

そもそも、ヤヌシュ・コルチャックって誰…?って人もいるはず。
簡単に説明すると、小児科の医者であり、児童文学作家であり、ユダヤ人孤児院の院長。
第二次世界大戦の時、ユダヤ人大虐殺があったのは周知の事実。
自分自身もユダヤ人であったためにその対象になったのですが、
コルチャック本人であると気付いたドイツ兵は、処刑される列から外れてください、私はあなたの本を読んで育ちましたから、と伝えましたが
コルチャックは自分だけ助かることを拒否し、孤児院の子供たちとともに殺害されてしまいました。
子どもの権利を提唱した偉大な人です。
詳しくはこちら
僕も詳しくはまだ知らないので、これから勉強していこうと思います。

さて、話を戻して…
すごい人というのは知ってたので、結構緊張してたわけです。
朝、ホステルの受付に来てくれるということだったので待ってました。
10時過ぎにいらっしゃいました、すごい人。
ふらーっときました。
そして、会って一言目。

「ベツレヘム行ったんだって?あそこつまんないでしょー」
一気に緊張ほぐれました。
かなり面白い雰囲気。

少し話してから、バス(36番)に乗り、
井上さんの家があるパレスチナ自治区のアザリヤに向けて走り出す。
バスの中では、
「去年アンマンに2週間ほどいましたよ、NHKのテレビの関係で……」
とか
「朝日新聞社の人はよく家に来ますよー。」
…すごさを改めて実感。

さて、チェックポイントの近くになると
「チェックポイント面白いから歩いて行きましょう、うん!」
ということで、歩いて通過。

ベツレヘムの時もそうだったけど、
パレスチナ自治区とイスラエルの間には分離の壁がある。
これにより、交通の便がかなり悪くなったんだとか。
でも、自爆テロの数も激減。
どちらがいいのかな、とか考えてみたり。
人の命は尊いものだし、壁があったほうがいいのかな。
ベルリンの壁のように、和平によりいつかなくなることが理想的ですね。

チェックポイントを通過すると、taxiでお家に向かう。
5分もしないうちに到着。

◆家のまわり◆

お家に着くと、アメリカ人の奥さんが出迎えてくれた。
お茶をもらい、ソファーに座り、ゆっくり。
英語で奥さんから質問されるも…
聞き取れるんだけど言葉が出てこない!
ここでも英語の必要性を感じてしまった。
この旅で何度感じたことだろう、この敗北感。。
井上さんには、
「僕もこっちきたときは君みたいに何にも話せなかったよ!」
と笑い者にされてしまった(笑)。
今では、ヘブライ語、英語などを話します。すごい…

「ご飯準備してあげるから、外を散歩してきなよ。」
との事だったので、周辺を散歩。

写真をどうぞ。

◆ハイビスカス◆

◆教会への階段◆

◆教会◆

◆日本代表っぽく◆

◆教会からの風景◆

◆教会と隣接するモスク◆

◆アザリヤの街の様子◆

外を30分ほど散策し、家に戻る。
すると、井上さん特製のモロヘイヤの香りが。
めちゃくちゃおいしくて、3杯もいただいてしまった。
ヨルダンにいるときにモロヘイヤ食べれなかったですが、こんなうまいものを食べられるなんて…!
ご飯の面で少し苦労していたので、ここでのモロヘイヤは激アツでした。
ご飯も日本のもののようで、本当においしかったです。
その後、アラブコーヒーをいただきながら、お話を聞いた。

井上さんは建築を学んでいたため、最初はそのために留学していた。
その後は、イスラエル美術館や、ヘブライ大学の建設にも関わっていたと。

いろいろ質問しようと思っていたけど
「実はね、そこらへんのことは自叙伝に書こうと思ってて。」
とのこと。
ほぼ完成しているらしいので、出たら買おう!って思ってたら…

なんと、その校正を任せていただくことになるかもしれない!
なんといい機会。
ゆくゆくはライターになりたいなという夢もあるので喜んでお受けすることに。
「また詳しくはメールしますんで、その時はよろしくねー!」
とのこと。
待ち遠しい!ぜひやりたい!

予定があったのか、13時頃にお別れすることに。
奥さんにダマスカスゲート近くまで送ってもらいました。

途中、トイレ行きたい!と奥さんが。
なので、ショッピングモールにいきました。
駐車場に入るだけでも兵隊さんの厳しいチェックがあった。
かなり厳重だな…。少し緊張感。

奥さんはイスラエルはそこまで好きじゃないらしい(笑)。
なんでラマダーンするのよ…とかいろいろぼやいてた(笑)。

井上さんは井上さんで、
「パレスチナもイスラエルも、馬鹿だよ~」
と笑顔で言ってた。
ずっと住んできて、パレスチナ問題を身近で感じてたからこその言葉かなと感じた。
感想としては
この夫婦、面白すぎる…。
僕の文だと伝わらない部分が多いと思うけど
きっと会ってみると分かる!
興味ある人は、自分でアポとって会ってみてほしいです。
すごい魅力的な人です。
また、イスラエルに行く機会があったらお会いしたいです。

エルサレムに帰ってからは、少しゆっくりしてからシオンの丘らへんにいった。
ここにはマリア永眠教会や、最後の晩餐の部屋、などがある。
写真でどうぞ。

◆チェ・ゲバラのお店◆

◆教会…1◆

◆最後の晩餐の部屋だぜ…!って英語で書いてあるはず(笑)◆

◆最後の晩餐の部屋◆

◆教会…2◆

◆ダビデ像の横で商売◆

◆勉強してる…◆

◆マリア永眠教会◆

と、こんな感じでがっつり観光。
マリア永眠教会で、写真撮ってたら優しそうなおじさんに怒られた。
人はみかけによらないな…って違うか。

その後は、旧市街に戻り、ふらふら歩いた。

◆旧市街の子供…◆

子供いたから撮ったら、ちゃっかり顔隠してる。
照れ屋なのね、ふふふ。

◆これも世界遺産…名前忘れた◆

◆素敵な感じ◆

ユダヤ教徒地区を歩いていたら道に迷ってしまった。
旧市街は迷路みたいになってて本当に困った。
今どこ歩いているのかもわからなかった。
そんなときふと横を見たら…
たまたまこの風景。

◆岩のドームと、嘆きの壁◆

結構穴場スポットだったな。
岩のドームは、現在(2011.08)はムスリム以外は立ち入り禁止なので
ここが一番きれいに見れたポイントだったかも。

実際、旧市街は飽きるくらい満喫しました(笑)。

さて、なんとか迷子回避して、いつものシシカバブを買って夕飯に。
やはり、うまい。
野菜もモリモリだし、肉も多いし。
って、写真探したけど、撮ってなかった…後悔。

そうそう、買う時に店長らしき(?)人が
「できたら教えてやるから待っててくれ!」
みたいなことをいってきたので待ってたら…
そいつ、真っ先にシシカバブ食ってやがった!
でも僕のができた時はアイコンタクト送ってくれて…
結局何だったんだろうあの人は。
ただの客?
よくわからんけど、親切な人多いです(笑)。

そんな感じでこの日も終了。
濃い一日でした。
井上文勝さん、素晴らしかった。

明日は、テルアビブに向かいます。

次の更新もお楽しみに。

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