WorldShift Actions (1)


10月29,30日に開催されたWorldShift Actionsに参加してきた。
場所は、国立オリンピック記念青少年総合センター。
私は1日目、2日目ともに午後からの参加となった。
講演者はとても豪華な面々で、各界の著名人が集まった素晴らしいイベントであった。

このイベントに参加してみて感じたことがいくつかあるので、以下の3つの項目に分けて述べていこうと思う。

1.これからの仕事の形態
2.社会貢献
3.グローバル化

1.これからの仕事の形態

佐々木俊尚氏
・エゴサーチされる時代
・人脈と名刺で仕事できる時代は終わり
・ネットが履歴書になる

自分の名前をネットで検索すれば、Twitterやfacebookの個人ページにたどり着く。
ネガティブな情報も筒抜けになる。
ネットが履歴書がわりになるのだ。
また、これまでは名刺に大企業の名があれば安心できた。
だが、今では大企業がやってもダメだったことが、個人でできるようになっている。
国と企業がリンクしていない時代がまた戻ってきつつあるのだ。
これからは会社の名ではなく、個人の時代である。

波頭亮氏
・新書を3か月の間に100冊読む
・オリジナリティーを持って自分の仮説を述べる力
・セルフコントロール
・チームをコントロールする力

会社の名前だけ、名声だけで就職先を選んでいる現代は、危険である。
入社して数年で辞めてしまう人がいるのもこれが原因ではないだろうか。
そうならないためにも、一面だけを見るのではなく、もっと広い視野で情報収集をすることが大事である。
日本の学生はアメリカの学生と比較して、読書をする時間が圧倒的に少ない。
これにより情報収集能力が劣ってしまう。
なので日本の学生は、読書をすべきだ。
今の主流になっている就職活動の方法をとるより、本をたくさん読んで知識をつけ、自分なりの意見を述べられるようにしておくことが大事である。
また、眠くても頑張るといったようなセルフコントロールや、周りをとり込む力を持つことも重要である。

考察

特に頭に残った2名の講演内容をまとめた。
ここから感じたことは、今の就職のスタイルとして
「大企業に内定をもらえた、すごいだろう」
という流れは違うなと感じた。
就職してから自分がどんなことをして何を目標にやっていくのかというのが大事なのである。
「大企業だから潰れる心配もないし、安定だ」
というのも今の時代言えなくなってきている。
どういう自分でいたいか
理想の自分になるためにはどうしたらいいのか
そういったことを考えて仕事選び、会社選びをすべきなのだと感じた。

波頭氏
読書で知識をインプットするだけではだめであると教えられた。
読書をすることで自分の意見や考えを持つことで、やっと読書というものが生かされてくるのだと思った。

佐々木氏
これからは仕事が変わると述べていた。
大企業ではなくても個人でやっていける時代がきつつあるので、企業に依存せずに個人で、フリーランスとなって仕事を行う時代がすぐそこまできていると。
なので、これからはノマド化が急激に進むはずだ。
私は、ノマドワーカーとなる利点がそこまで理解していなかったが、こういった背景があるということを知り、個人として動くほうがこれからの時代に合っているのだと気づくことができた。
どちらにしても、まずは個人の力をつけなければならないと感じたので、まずは自分自身のスキルアップを常に考えなければならないと思った。

次に続く

WorldShift Actions (2),(3)

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