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WorldShift Actions (2)


2.社会貢献

竹井善昭氏
・企業の社会貢献は生き残り戦略である
・単純にかっこいいじゃん
・社会貢献は革命思想である

今は社会貢献ブームである。
映画「僕らは世界を変えることができない」等のように、ギャルを中心とした学生団体も増えてきている。
企業がなぜ社会貢献を行うか、それは単純に生き残り戦略である。
アメリカの大学生の就職人気No.1は、GoogleでもAppleでもなく、NPO団体「Teach For America」である。
企業側は優秀な学生の流出を防ぐために、TFAで2年間働いた後に企業で働けるように提携を結んでいたりする。
だが、そもそもなぜ、社会貢献するのか。
それは、世界を変えるヤツって単純にかっこいいから。
チェ・ゲバラもキューバ革命を成功させて、当時の若者のあこがれになった。
ジョブズがAppleを作る際に、当時のペプシコーラの社長を口説き落とした言葉がある。
「このまま一生砂糖水を売り続けるのか?それとも世界を変えたいか?」
社会貢献は革命思想なのだ。

イケダハヤト氏
・起業家は、課題「発見」にすぐれている
・ソーシャルメディアの力

「義憤」を抱くぐらいの課題を発見し、それを解決していく。
起業家は課題「発見」にすぐれている。
解決策は簡単なのである。
(例)U2 plus「うつ病を治すサービス」
   PIRKA「ゴミを拾うというサービス」
今は課題発見が不十分なまま起業している。
じゃあどのようにして見つけるのか。
・非営利活動への参加
・異業種と会う
・時間を作る
今の日本でいえば、被災地に赴く。
これが課題発見への近道となりうる。
日本は課題の多い国である。なので世の中を変えやすいのだ。
ひとりひとりが解決したい課題を見つけ、コミットする。
ソーシャルメディアは問題を共有し、集客できる力がある。
イケダ氏本人も、ブログの題名を変えただけである企業の人からコンタクトがあった。
「何ができるか」よりも「問題意識の有無」である。

※イケダ氏が話していた野村総合研究所の村田さんのpdf。下参照。
価値創造を担うシステム・アーキテクト(1),(2)

横尾俊成氏
・踏み出す第一歩
・「伝える力」と「まきこむ力」の重要性
・悩んだら全部やる!

横尾氏は、9.11が起きた時に何かしなければならないと思い立ち、世界の若者と対話する機会を作った。
良い活動をしているのに、小さな活動になっていることがある。
これは、「伝える力」と「まきこむ力」がないために起こっている。
横尾氏は広告会社の博報堂に入社後、greenbirdという団体を作り、街を掃除するという活動など色々な活動をしていた。その後会社を退社し、今は港区の議員をつとめている。
自分がやりたいと思ったことは全部やるようにしている。(実際博報堂とgreenbirdの活動の二足のわらじであった。)
何故議員になろうかと思ったか。
民主党に政権がかわり、人々は世界が変わるのを願った。しかし、何も変わっていない現状がある。
そこで横尾氏は、世界を変えるには国からではなく、地域、街から変わらなければならないと感じた。
そこで区政に関っていこうと決めた。
港区をよくする20のアイディア」を考え、皆と一緒になって取り組んでいく政治を心がけている。
選択肢はたくさんあるし、悩むこともある。
ただ、悩んだら全部やる!言い訳をしないために。
いろんな人に出会い、いろんなことにトライすること。それによって必ず、「何か」ができる自分に出会える。
未来なんてわからない。
今を大切にしてやりたいことを全部やろう。
身近なことからやっていくこと。
そのためには仲間は必要だ。

考察

印象に残った3名の講演を抜粋させていただいた。
この中でも一番心に残っているのは、横尾氏が述べていた、やりたいことは全部やる!ということだ。
自分自身、やりたいことはたくさんあって、どうやって取捨選択しようかということばかり考えていたけど、そんなことは必要ないのだと思った。
今23歳。まだまだ人生は長い。
やりたいことを一つ一つやっていけば充実した人生を歩めるだろうと感じた。
言い訳をしないためにも、自分のやりたいことは公にして、有言実行できる人間になろうと思った。
to do listを公開しようか悩んでいたけど、してみよう。

竹田氏
企業にとっての社会貢献の位置づけが重要なものになっているのだと気付かされた。
Teach For Americaというアメリカの現状もあるし、Teach For Japanも設立予定らしいので、これからは日本でももっと重要視されてくるだろうと感じた。
社会貢献は単純にかっこいいからやろうぜ、という姿勢も好感を受けた。
そんな不純(?)な理由でやっていいものなのだろうか、という疑問があったが、結果としては社会のためになっている。
横尾氏のお言葉を借りるならば、やはり、やりたいと感じたことはやるべきであろうと思った。

イケダ氏
起業のきっかけになるのは、課題を発見することからというのは気付けていなかったところだったので目から鱗だった。
普通に生きていて、「なんでだろう?」と感じることは多い。それを解消できていない世の中にこそチャンスがあるのだろう。誰にでもチャンスは平等にあるものだなと感じた。
今自分が直面している課題は、他の人からしたら課題ではないのかもしれない。
だが、自分と同じような状況にいる人は必ずいるはずで、それを見て見ぬふりをするとチャンスを逃してしまうのであろうと思った。
起きているすべてのことに興味を持ち、よりよい社会を作っていく姿勢が、この世界を変えるのだろう。
今ならば、東北大地震が起きた被災地に赴くこと。
これは日本人ならば必ず1回は行くべきで、そこで感じ取れることは多いはず。
なので、積極的にそのような場に足を運び、現状を自分の目で見て、自分なりの「課題」を感じ、コミットしていくことが大事であろう。
課題を見つけさえすれば、その解決策は自ずと生まれてくるはずだ。

横尾氏
この世の中をよくしようとする活動は星の数ほどあるといっても過言ではないだろう。
ただ、その中でクローズアップされているのはほんの一握り。
横尾氏が述べていた、「伝える力」と「まきこむ力」をつけることにより、もっと注目されるだろうし、シナジーを生んでいけるはずだ。
あとはやはり、やりたいことを全部やるということ。先ほども述べたとおり、今回の講演の中で最も心に残った。
自分のやりたいことを明確にし、それを解決、解消できるように心がけていきたい。

次に続く

WorldShift Actions (1),(3)

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