イケてる公務員通信の時間がやってきました。
前回紹介したのは七尾市役所の高木伸安さんでした。(以下、リンク参照)
今回は、長野県にある塩尻市役所の山田崇さんです。
紹介するのは「空き家プロジェクトnanoda」です。
塩尻市役所職員の有志が集まり開催されている「しおラボ」にて(※この活動も面白い!)、
(廃れてしまった)商店街が魅力的なモノになるためにはどうしたらよいか、考える機会があったという山田氏。
「住んだこともないのに、そんなこと考えられない!」という結論に達し、
「じゃあ住んでみようか」と始まったのが、「nanoda」です。
商店街の方々と触れ合うために、「朝食なのだ!」というイベントを定期的に開催、
出勤前に集まり、そこで朝食を食べる”だけ”のイベントなのですが、
徐々に広がっていき、商店街の方々も集まり出したそう。
注目したい点としては、商店街の方々と同じ目線で会話ができる場であること。
その他にも様々な活動をしている「nanoda」ですが、
下記リンクが詳しく書いてあると思います。ぜひご一読を。
また、山田崇さんは、市職員としては初めてTEDにて講演を行ったことでも有名。
その時の文字起こしの記事もありますので、下記リンクからどうぞ。
空き家対策は、大きな問題となってきています。
古い建物を壊して新しいものをつくることより、
今あるものを有効に利活用していくことが注目されていますが、
ただ単にリノベーションするだけでなく、このような手法もあるんですね。
お金のかかるハードをいじるのではなく、
ソフトにアプローチし、人と人との繋がりから課題を解決していく「nanoda」の活動は
とても参考になりますね。
今日はこんなところです。
次回もお楽しみに!