地元の駅に忘れ物をしました、という話

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どうもお久しぶりです。
これからブログの頻度を高めていこうかなと思いますので、よろしくお願い致します。

さて、今日のネタなんですが、タイトル通り「地元の駅に忘れ物をしました」というお話です。

最近電車を使って通勤しているんですが、電車の中の過ごし方として読書をしています。で、いつも荷物が多いので、時間があるときは電車に乗る前に読む本をリュックから出しておくようにしているんですね。

今日は、いつもよりも待ち時間が長かったので、ベンチに座って本を出して、電車を待っていました。で、来たので電車に乗ったわけですが、少ししてから気付きました。ベンチに本を忘れてしまっているのを。ただ、電車はすでに動き出しているし、戻ることもできない。

「まあ仕方ないか」と思い、iPhoneを使って「◯◯駅 電話番号」と検索したわけです。ずらーっと検索結果が出てくる中で、もう1つの鉄道会社の電話番号はすぐに出てきたのですが、自分が利用している方の鉄道会社の電話番号は出てこない。結局、その駅の電話番号は見つかなかったため、全体のお問い合せ番号にかけることにしました。

「忘れ物などのお問い合せは、2を…」みたいな、現代では聞き慣れた機械音が聞こえる中、指示されるがままに2を押して、繋がるのを待ちます。

少しすると「もしもし…」と女性の声が聞こえてきたので、忘れ物をしてしまった旨を伝えると電話越しに「お調べしますので、少々お待ちください」と言われ、軽快な音楽が流れ始めます。

ぷちっとその音楽が切れたかと思うと、開口一番「まだ忘れ物システムのほうに登録がなされていないようです。登録のほうが少し時間がかかってしまいます。明日の午後には確実にされていますので、お手数ですがその頃またかけ直して頂いてもよろしいでしょうか」と女性。

ここで感じた違和感。
「いや、駅の電話番号さえ分かれば、解決する問題じゃね?」
ってこと。

たしかに、こういった小さな問題がいくつか重なると、負担がかかってしまうというのももちろん分かるわけですが、とは言っても、そのためのしわ寄せがここにきちゃうの?っていうところに違和感を感じました。

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調べてみると、駅や列車の中の忘れ物は、届けられた駅が情報入力をし、警察署の最寄り駅へ送付、その後、集約駅が警察署への手続きをしたのち、警察署へ届けられるそうです。

もちろん、忘れ物の価値(単純に貴重なものだったり、大切なもの)によっては、こちらのシステムというのは非常に有意義なもので、忘れ物をしても、安心感はあるのかもしれません。ただ、それによって、問い合わせることも難しくなっているんじゃないかなと。

「登録している時間」は、忘れ物をした張本人からしたら気が気じゃないでしょうし、ないならないで直接「見当たりませんでした」と言われたほうがむしろ落ち着くし、その後の対策も考えやすいんじゃないのかなと思ってみたり。

昨今、アナログなものがデジタルに移行している真っ只中です。
作業工程が多少なりとも楽になる、ユーザーの安心感、みたいな部分からそのようなシステムを取り入れているのだと思いますが、何から何までデジタル化する必要って果たしてあるんでしょうか。

以前も、電子マネー(いわゆるSUICAなど)を利用して改札に入ろうとした時、システムの問題で入場できません、と言われたことがあります。入金はしてあるので、駅員さんも何がおかしいのかさっぱりわからない様子でした、私は急いでいたため「じゃあきっぷを購入するので、この入金分から差し引いてもらえますか」と伝えたのですが、「でも、システム上、この電子マネーからは購入できないんですよ」と。

きっぷを購入する手間が省けるので、ピッとするだけで入場できるというのはとても便利だと思います。が、便利なものに移り変わってはいるんでしょうが、そのしわ寄せがどこかしらで出てきてしまうんだなと。どれが正解かなんて分からないですけどね。

そんなことを考えながら、私の読書時間は過ぎていきました、とさ。

ああだこうだ言ってきましたが、
まあ、確実に言えることは、忘れ物をするやつが悪い。
…すいません(笑)。

今日の帰りに駅員さんに確認します。
もちろん、アナログな方法で。

ちなみに、忘れた本は世界一周団体TABIPPOのこちらの2冊。
面白い本なので、ぜひご一読を。

にしても、主人を置いて本だけ世界一周しそうな勢いですね、これ。