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先日、東京の書店巡りをしている際に、とある知り合いの4年目の職員から電話がありました。
(東京の書店巡りのレビューは、またブログにてアップします。)
研修で「組織におけるキーマンとダイアログしてください」という題目があったそう。
そこで、私と対話したいと伝えられました。
人と話すのは大好きなので二つ返事で、いいですよと伝えました。
が、自分まだ2年目なので、4年目の方に何を話そうかなあと思いつつ、…当日になりました。
ダイアログの内容としては、ざっくりとこんな感じ。
長くなるので、ページ内リンクとばしておきます。
気になったところを押して読んでいただいても結構です。
採用の面接のときを思い出してしまうような内容もあり、
いろんなことを振り返りながら楽しくお話しできました。
無意識に行っていたことも、人に話していると
「あー、こんなこと考えていたのか、自分」と
気づきがあったので、とても有意義な時間になりました。
なので、ブログにも書き残しておこうかなと思います。
なぜ豊橋市なの?
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大ナゴヤ大学で働いている時、
市の担当者の方がとてもいい表情で仕事をしていて、
まちづくりに関わっていくのならば「公務員」になることが
一番の近道かなと思ったのがきっかけです。
豊橋は、高校時代を過ごした場でもあり、
なおかつ、東三河では大きな街なので
感覚的に「何か大きな仕事ができそう」というふんわりとした理由。
公務員になった理由
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まちづくりを仕事にしたかったから。
まちづくりに関わっていくならば公務員、と先述しましたが、
これにもいくつか考えがありまして。
例えば民間の方が「○○をやりたい!」と言っても、
それを受け入れる側である自治体に理解がなければ、
円滑には進んでいきません。
もちろん、民間だけでまちづくりを行うことは可能なのですが、
かなりの労力をかけない限り、横には広がっていきません。
(色々なつながりを持っている人は別ですが。)
面白い街にするためには、その街の職員が面白くなければいけない。
魅力的な街にするためには、その街の職員が魅力的でなければならない。
なので、まちを盛り上げるために、
面白いこと、魅力的なことに興味のある自治体の職員を増やしたいと考えるようになりました。
そのためにはまず、自分が職員になるのが早かったのです。
課を飛び出して行っている活動
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相手方に一番評価していただいた部分としては、
人事課のポスター制作をはじめとした、自分の課だけに捉われない部分での活動でした。
【豊橋市役所の採用ポスター、担当しました。】
つくりました、採用ポスター。
昨日、報道発表を済ませ、
順々に県内大学中心に送付されるそうです。吉開 仁紀にポスターつくろうぜ、と声をかけてもらい、
人事課の方々にも了承をいただきました。
…Posted by 三浦 有喜 on 2015年4月29日
なぜ、自分の仕事の範囲外の部分にも関わっていくのか
と聞かれたのですが、それも先程書いた通り、
「面白い職員を増やすため」に他なりません。
職員が面白くなれば、まちで活動する人が増え、
そうすると自ずとまちが面白くなる。
これは自分の持論です。
ですが、これだけでは足りないと思っています。
なので、自分は休みの日も基本的にはまちなかで活動するようにしています。
自分もプレイヤーとして「まちであそぶ」ことを実践しつつ、
庁内にも「面白い」を伝染させるよう心がけています。
仕事とプライベートの境があまりありません。
趣味が仕事になったような感じですね。
仕事をする上で意識していること
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自分は元々、まちづくりだけに興味がある人間ではありませんでした。
というよりも、国際情勢をサッカーで紐解くジャーナリストになりたいと
強く思っていました(今でもその気持ちはあります)。
そのために、サッカーライターやウェブメディアの運営などの仕事をしていました。
環境を変えるたびに、自分にスキルがないと生きていけない
(逆に言えば、スキルがあると、生きていける)と感じました。
そういった背景があることも影響してか、公務員になった今も
「いつでもやめられるように」準備しています。
これは後ろ向きな発言ではなく、前向きな発言と捉えてください。
というのも「いつでもやめられるように」意識していると、
自分の今の環境に満足することなく、成長していくことができます。
特に、公務員は異動が頻繁にあります。
今の環境下では仕事をこなせていたとしても、
異動になった時に果たしてそのスキルがそのまま活かせるのか、という話になってきます。
もちろん基本的な事務等は変わりなく活かしていけますが、
そうは言っても、仕事内容がガラリと変わった際、
自分のスキルをどう生かすか、ということまで考えていく必要があります。
自分が持っているスキルを増やすことは、良いことしかありません。
具体的にいえば、
サッカーライターの頃に、ライティング、文章編集のスキルを学びました。
大ナゴヤ大学の頃に、まちづくりに関する基礎的な知識、音楽編集を学びました。
今は、デザイン、動画編集、写真のスキルを学んでいます。
すべてが繋がっていないように思えますが、
サッカーライターの頃に学んだ取材スキルが
まち歩きの音源データの作成に活かされました。
(「音歩き」という音源データです。こちらから聴くことができます。)
このように、スキルをつけておくと、思わぬところで活かすことができます。
なので、「いつでもやめられるように」スキルをつけておくのです。
今、どんなことがしたい?
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さて、最後の項です。
どんなことがしたい?
……したいことは(どちらかといえば)ありません。
何かしたいと思っている人たちに対して、支援をしていきたいです。
いかにも行政っぽい発言ですが、それがやりたくて今の自分がいると思うので。
まあ、なにもないとは言ったものの、
豊橋にない刺激を与えられるような場を作り出せたらいいなとは思います。
刺激を受けたことで何か変わるなんてことは自分が経験しているので、
そういう場があればもっと街は面白くなるんじゃないかなって。
いい風景を、眺めていたいと自分は思います。
その中心が自分じゃなくてもいい。
「お、すごいなあ。」
って思われることに、少しでも関われていたらいいなぁなんて思いながら働いています。
いつでもやめられる準備をして自分のスキルをあげつつ(やめる予定は全くないですが笑)、
何かそのスキルが生かせるように、日々を過ごしています。
結び
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なんだかまとまらなくなってきました。
言いたいこととしては、
- まちが面白くなるためには、市の職員がまず面白くなること
- 面白い職員を増やすのが自分の宿命
- いつでもやめられるよう、日々スキルアップする
こんなことを、フワーッと思いながら日々働いてます。
少しでもためになったならいいなぁなんて思いつつ、今日はこんなところで。