「aqua+ignis(三重県菰野市)」に行ってきました。

久々の「行ってきました」シリーズです。
と、言っても、実際に行ったのは昨年末になるのですが…。

さて、今回行ってきたのは、三重県菰野市の御在所岳の麓にある、「aqua+ignis」です。
御在所岳の麓には、湯の山温泉という温泉街があります。

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最近登山にハマっているのですが、行った帰りに温泉に入って帰るのが一つの流れになってきました。
今回も下山後に温泉に入るため、湯の山温泉の案内所にてオススメの日帰り温泉を聞いたところ、
「片岡温泉は人が多いかもしれないけど、オススメだよ」と。
温泉の人が多いのなんて知れていると思い、オススメされた片岡温泉に向かいました。

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そしてたどりついたのが、「aqua+ignis」。
温泉複合施設になっており、
片岡温泉の敷地内には、ケーキ、パン、いちご園等、ちょっとした観光スポットのようになっていました。
人が多いかもしれない、という言葉から想像していた人のにぎわい以上の人の多さ。
温泉目当ての人ももちろんいるのですが、この複合施設すべてを目的にやってくる人のほうが多い印象でした。

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建築物自体も温泉とは思えないモノ。
建物のすぐそばには噴水もあり、少し異空間。
この時期は、暗くなるとイルミネーションを行っているらしく
手作業で準備をしている従業員の姿を見ることが出来ました。

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今回は時間もあまりなく、温泉以外はあまり見ることができませんでしたが、
敷地内でつくられた果物を使ったスイーツを販売している店などもあるみたいで、
ミニ地産地消でした。
辻口博啓シェフのお店もあります。



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三重県に行く機会のある方はぜひ、訪れてみては。

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アクアイグニス 湯の山温泉にある癒しと食の総合リゾート

それでは。

神戸のKIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)に行ってきました

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「行ってきました」シリーズ第2弾。
3月22日、神戸にあるKIITOに行ってきました。

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KIITO | デザイン・クリエイティブセンター神戸

というのも、大ナゴヤ大学のプロジェクトNAMO.で制作したフリーペーパー「Journal NAMO.」が、
「フリーペーパー +ZINE ミニフェス」にて展示されることになり、それを見に行ってきました。

KIITOってなに?って方のために。
KIITOのホームページからの引用です。

KIITOについて – コンセプト –
みんながクリエイティブになる。
そんな時代の中心になる。


神戸で暮らす人や働く人。子どもや、若者や、大人たち。
そんなすべての人が集まり、話し、つぎつぎに何かを生みだしていく場所。
それがデザイン・クリエイティブセンター神戸です。

一部のアーティストやデザイナーだけでなく、
さまざまな人や世代が交流し、そこから生まれるアイデアや工夫で
新しい神戸をつくっていく。

その「実践」が積み重なれば、じぶんの街への愛着が増し、
街そのものにも個性が生まれ、やがては神戸の経済もより元気になっていく。

人がクリエイティブになること。街がクリエイティブになること。
この場所が、そのための中心地となること。

近い将来、日本や世界のまちづくりのお手本になるために、
神戸三宮の地で、かつてない試みが動き出します。
http://kiito.jp/about/

KIITOのセンター長は、別府で開催されている「混浴温泉世界」の総合ディレクターである芹沢高志氏。
KIITOの存在は聞いたことがあったのですが、芹沢氏が関わっているというのは今回初めて知りました。

KIITOについて – KIITOからのメッセージ –
今、私たちは文明史的なスケールで、大きな転換点に差しかかっている気がしてなりません。日本だけに限らず、世界中で次々と難問が発生し、その多くがこれまでの方法ではうまく解決できないような類いのものになってきています。私たちはこれまでの考え方、やり方そのものを見直して、勇気を持って、新たな未来を切り開いていかねばならないと思うのです。

かつて、ホログラフィーの発明者として知られる物理学者、デニス・ガボールは「未来を発明する!」と述べました。今必要なのは、まさにこうした創造的な姿勢ではないでしょうか?一部の専門家に任すのではなく、私たちひとりひとりが自分の生きる現場で創造性を発揮し、生きていく喜びとはなんなのかを自問して、自分や身の回りや社会が抱える問題に立ち向かっていく。そういう必要性を強く感じるのです。

デザイン・クリエイティブセンター神戸は、まさにそういう時代に、ここ神戸市に誕生しました。デザインという営為を創造的な問題解決そのものととらえる。そしてさまざまな人々の交流から生まれるアイデアや工夫を取り入れ、社会的な問題を解決していくことを「+クリエイティブ」と位置づけ、このコンセプトのもと、さまざまな活動を紡ぎだし、発信していく。

そんな、創造性の交差点のような、開かれた拠点になることを目指しています。
http://kiito.jp/about/message/

朝10時に金山駅に集合し、車で神戸に向かうことに。初っ端からアクシデントあり、途中渋滞もありましたが、14時過ぎにはKIITOに到着。

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ちょうどバス停の除幕式が行われていました。
KIITOは、クリエイティブラボという、レンタルオフィス、アトリエとして利用できるスペースがあるのですが、そこの入居者がデザイン、制作をしたんだそう。

元々生糸工場であったこの場所。
よく見ると、生糸が使われているなど、昔と今がうまく融合した形であるように感じました。
ワークショップという形で、一般の方も参加できるような仕組みも。
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/7578/

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除幕式の群衆の横をすり抜けると、「KIITO」のロゴマークが施された建物の入り口が見えてきました。
4階建のこの建物は、1927年に輸入生糸の品質検査を行う施設として建設されました。その後、役割を終えて、2008年に神戸市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定されたのち、デザイン・クリエイティブセンター神戸として、2012年8月に開館しました。

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話は少し逸れますが、神戸には趣きのある建築物が多いように感じました。阪神大震災を乗り越えてここまでの景観を維持できているのは誇らしいことだと感じました。
(上の写真は、神戸税関の建築)

建物の中に入り、まず入って左側にあるMUJI+クリエイティブスタジオへ。
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それから、趣きのある階段をのぼり、4階に向かいました。
ちょうどこの日は、オープンKIITOということで、クリエイティブラボのフロアが開放されていたため、見学をすることに。
デザイン、出版、ウェディングなど、ほんとうに様々な業種のオフィスがありました。
それぞれがワークショップで催し事をやっていて、子どもの姿が多かったのも目につきました。
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その後2階にいき、今回の目的である「フリーペーパー +ZINE ミニフェス」へ。

ここでは、東京にある「only free paper」と、姫路にある「納屋工房」が、KIITOに展示するためにセレクトしたフリーペーパーや、zineがありました。

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見覚えのあるものから、斬新なものまで。ニッチで面白い切り口のものもあり、眺めているだけでも面白いものばかりでした。
この日はKIITOのトートバッグがもらえたので、この中に気になったフリーペーパーを入れてきました。また時間を見つけて読んでみようと思います。

様々なフリーペーパーを前に、芹沢高志氏の言葉を思い出しました。
“一部の専門家に任すのではなく、私たちひとりひとりが自分の生きる現場で創造性を発揮し、生きていく喜びとはなんなのかを自問して、自分や身の回りや社会が抱える問題に立ち向かっていく。そういう必要性を強く感じるのです。”

個々人が抱える問題を、それぞれの方法で解決していく。
個人が立つ世界になってきているからこそ、それなりの責任感も生まれるし、中途半端に生きてはいけない。
逆に、自分をしっかりと律して生きていけば、世界は少しずつだけど変わっていくのかもしれない。
バックミンスター・フラーの「グローバルに考え、ローカルに行動せよ」という言葉がしっくりきました。
まずは自分の周り、ローカルに行動する必要があることを感じさせられました。

そんなことを考えつつ、KIITOを後に。
知らないだけで、きっと日本中にはこんなところがたくさんあるんだろうなあと。
日本についてもっと知りたいと思えた1日でした。

浜松にあるbooks and printsに行ってきました

Books to be returned… / Hash Milhan

1ヶ月以上前の話ですが…
浜松にあるbooks and printsに行ってきました。
浜松に行ったら行くべき、と言われていたのでやっと。

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Youngtree Press

ここは、フォトグラファーである若木信吾氏がオーナーの書店。
詳しいプロフィールはホームページから引用。

若木信吾 わかぎしんご
(フォトグラファー/映画監督)
1971年3月26日静岡県浜松市生まれ。 ニューヨーク州ロチェスター工科大学写真学科卒業後、雑誌・広告・音楽媒体など、幅広い分野で活躍中。また2004年に雑誌「youngtreepress」の編集発行を自ら手がけるほか、2007年に第一回監督映画『星影のワルツ』が、2009年に第二回監督映画『トーテムSong for home』が公開され映画監督としても国内外から高い評価を得る。
2010年4月に故郷の浜松市に小さな書店『BOOKS AND PRINTS』をオープン。

今回、お店の様子などの写真は撮るのを忘れてしまったわけですが、とても雰囲気の良い空間でした。
中に入ると、若木信吾さんの父である若木欣也さんの紙袋の作品が。それ以外には、写真集などはもちろんのこと、他にも面白そうな本が多くありました。

今回買った本は、「one and three books 一つと三つの書物」という本。
なんとなく手にとったんですが、触った瞬間「おおー」となってしまいました。
「よくある本」の肌触りではなく、ザラッとした、言い方はアレですけど、ちょっと安っぽい、海外のペーパーブックみたいな感じ。

最近は触って買う本を決めることが多いです。
藤原新也さんの「印度放浪」も、朝日文庫さんから出されているものは触っていて心地が良かった。芹沢高志さんの「月面からの眺めー21世紀を生きるヒント」は、1999年出版の本で、本屋で奥にしまってあったものを出していただいたわけですが、いい具合に本が焼けていて、とても素敵でした。

Amazonや、電子書籍が流通してきて、それが普通になりつつありますが、やはり、本は触ってみないと分からないですね。

内容はもちろんですが、それ以前に、触るという五感を使っているので、そういった部分も大事にしたいと感じました。

購入する際に、お店の方と話をすると、いろいろと面白い話を伺えました。「勝手に姉妹都市マーケット」の話など。詳細はこちらのページにあります。

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– BOOKS AND PRINTS – :「勝手に」姉妹都市マーケット2014

※すでに終了しております。

その中で気になったのが、浜松の紹介動画を講師をつけて市民の方々と制作したお話。
今までは浜松、という括りでやっていたそうなのですが、次は浜松の中でも、天竜にフォーカスを当てて行うそうなんです。
天竜といえば、建築家・藤森照信が設計した「秋野不矩美術館」など、面白スポットがあるところです。
books and printsが発行しているJournalの最新号で、天竜にフォーカスを当てたものを制作したらしく、その流れで動画を作ることになったんだそう。

すごく面白い取り組みですよね。
なんといっても、こういった市民大学のような形がお店発信で行われているということ。全国的に市民大学は増えていますが、どれもNPOなどが行っているものがほとんど。そういった中で、お店発信の市民大学。なんかいいじゃないですか。

こういった取り組みが増えていくことはとてもいいことだなと思いました。

こんな記事を読んでしまったので、思い出したように書いてしまいました。

にしても、面白い場所には、面白い情報が集まるもんだなあと思いました。なんでだろうなあ。

と、今日はこんなところです。