2013.03.07 インド4日目
この日は10時頃に目覚める。
インドに来てからこんなに寝たのは初めてだ。なんとなく原因は分かっている。
宿を出てすぐに、2人の若者(と言っても12,13歳の子ども)に出会う。パスポートのコピーがしたかったので、彼らに聞いてみると案内してくれることに。電気屋さんに連れて行ってくれたが、朝の時間帯は電力不足のため、通電していないとのこと。「何かくれ」とのことだったので、持っていたものをあげた。彼らは日本語が少し分かるようで、少し会話。インドの子どもの学習能力(?)には常に驚かされる。
彼らに別れを告げるとすぐに、数人の子どもがたむろっているのを発見。近づいてカメラを彼らに向けると、満面の笑みと、少しの照れ笑いを浮かべていた。インドの子どもはみんな可愛い。笑顔が素敵。
さて、そこからは、お金をそこまで持ってきていなかったため、とりあえずATMを探すために歩きまわった。ガンジス川から遠ざかるように歩き続けると、ショッピングモールのようなものが見えてきた。古く少し寂れた建物が多いバラナシの中では目を見張る存在である。よく見ると、某有名ピザ屋さんもあるようだ。バラナシについた時に気になっていた場所でもあったので、そこに向かうことに。これだけの建物ならばATMもあるだろうと高をくくっていたが、結果そこでは見つからず。中を覗いてみると、まだ建設途中か?!と疑うような光景が。
それにしても、人が本当に多い。インド中からバラナシに集まってきているんじゃないかと錯覚を起こすほど。バイクもリキシャも歩く人も、みんな譲らない。インド、すごいな。
しばらくしてからガンジス川のほうに戻り、昼食を取る。スパイスが効いてちょっと辛かったが、とてもおいしかった。
食べ終わって少しすると、日本語をほぼ完璧に操る男の子に出会い、彼に誘導されるがままにコピーのあるネットカフェに辿り着いた。そこでコピーを済ませてから、リキシャに乗って駅に向かう。帰りの列車を予約するためだ。駅までは200ルピーかかった。
3150ルピーの2ndクラスの列車の予約を完了。無事にコルカタまで帰ることができそうだ。駅にはATMがあったので、そこで500ルピーだけおろし、またもやリキシャでガンジス川に帰ることにした。帰りは節約のために電動のリキシャではなく、”普通”のリキシャで。
いじめられているのかなんなのか知らないが、「お前のリキシャはポンコツだぜ!」みたいなことを言われたのかどうなのかわからないが、おじいちゃん運転手はキレ気味。でも、まったりとゆっくりと進むこちらのリキシャもいいものだと感じた。
ガンジス川沿いに到着してからはまったりと散歩。座っていると子どもたちがよってきて、話しかけてきてくれる。カメラを持っているのが大きかったのか、写真を撮って〜とずっとせがまれていた。川沿いでは、クリケットをやる少年たちがいるのがインドっぽいなと思った。
※子どもと戯れているシーンを隠し撮りされていたので、こちらもどうぞ。
日が暮れてまつりを少し見学。前日も人がすごかったが、この日のほうが多いんじゃないかというくらいの、人、ヒト、ひと。
まつりの様子を少し撮影したので、ご覧くださいませ。
それから少しインドの子ども商人たちと戯れたのち、帰宿。
チャイ屋さんで仲よさ気な家族をぱしゃり。「この写真、送ってくれ」と言われたが、さすがに実現できそうにない。
それにしても、インドの子ども商人たちはすごいなあ。母国語以外をマスターしていて、観光客に話しかけている。日本語だけじゃなくて、韓国語ができる子どももいたりして、インドのポテンシャルの高さを感じるとともに、こうしないと生きていけないんだ、という強い意思すら感じられた1日だった。
つづく