ギャップイヤー・フェアに参加してきた。

 

2012.02.27に、池袋で行われたGAPYEAR.JPのイベントに参加してきた。関西からわざわざやってきた大親友のホリーと。
会場のみらい館大明、閉校になった小学校を活用していろんなイベントやってるみたい。最近こういうの増えてきてるけど、すごいいいと思う。地域間の新しいコミュニティーが生まれそうな感じ。わくわくしちゃいますね。
ちなみにこの日の校庭では、どっかのモデルさんが写真撮影とかやってました。

さて、イベントのタイムスケジュール。
第1部:休学体験者とのトークセッション
第2部:ゲストスピーカー・後援団体等のブースに分かれて質疑応答
第3部:イベント参加者同士でのワールドカフェスタイル
という感じでした。

第1部
旅ブースに行って話を聞いた。
水野さんの話にすごい共感した。
ウズベキスタンという国に行って、日本では報道されていない部分があるということに気付き、その気づかれていない部分を日本に伝えていくことが自分なりの表現方法だ、みたいなことを言ってて。
俺もそれ思ってたー!みたいな感じで。
心の中で(うん、うん、それそれ!)みたいな感じ。
しかも、その表現方法を実現するために出版社でこれから働くって言ってて、有言実行かっこいいなーと。
自分もちゃんと自分なりの表現方法を発揮できるところに就職して、追求していきたいと感じた。
あと、篠原くんが結構ギリギリな旅をしていたということを知って、個人的にはすごい面白かった(笑)。

第2部
留学ブースにおじゃまさせてもらった。
フィリピン留学について聞いた。
1ヶ月学校に通う→1ヶ月他の東南アジアの国に行ってみて自分の英語が通じるか試す→より伝わるようにまた学校で1ヶ月勉強
みたいなやり方を推奨してました。
確かに3ヶ月間学校にずっといるとモチベーションも下がってくるし、本当に通じるの?みたいなところが解消されていいのかも、なんて思ってみたり。
フィリピン留学も最近になってとても注目されていて、俺も今年中に1回はフィリピンに行きたいと考えているので、その時はNomadshareにお世話になろうと思います。
話それるけど、ノマドワーカーのための世界規模のコワーキングスペース×シェアハウスってこれから需要増えると思うんだよなー。例えば、一ヶ月一定の料金を支払うと、どこの国のハウス(世界規模に広がっていると想定)に行っても泊まれて作業できる!みたいな感じ。まだふわふわだけど。そこらへんも何かしら仕掛けていきたいな。
3月上旬にのむのむが日本に一時帰国するらしいので、その時に話ができたらいいな。

第3部
参加者同士の意見を言い合う場(ワールドカフェ)でした。これ、一番面白かった。
1つの机に対し4人が席について話し合う形。
20分×3だったんだけど、それぞれの机で面白い意見が聞くことができた。

1.ギャップイヤーのどこに惹かれる?
2.ギャップイヤーの壁は?
3.今日学んだこと
というテーマの元、話し合った。

1.ギャップイヤーの魅力
すごい面白い人がいた。
俺が休学した理由の中の一つとして、狭いコミュニティの中からの脱却→世界という大きなものを見てみたいという、少し自分勝手な理由だったんだけど。
ここで話し合った人の中で、
「隣に住んでいる人のことすら知らない、そんなことが普通にあるのに、世界なんて言ってられる?」
って意見が上がった。
これはたしかにそうだなって思った。
けど、自分が狭い世界にいるということすら気づかないまま過ごしている人はたくさんいて、そういう人達にとって、海外に行くっていう行為は初めて自分というものを見つめ直すことができる機会なのかなって思った。
やっぱり俺の場合は、イスラエルに行ったからこそ日本について知らないことが多すぎるって気づけたし、もっと日本を知りたいと感じたし、知るにつれてもっと良くしていきたいって思った。
たぶん、彼と僕の意見は対立しているように聞こえただろうけど、きっと同じ事言ってたんだと思う。
彼は、日本の中から日本を良くしたい、originalで勝負できるものがあるんじゃない?アメリカっぽくなるのはゴメンだよ!ってことで。
俺が言いたいのは、海外を見ることで、外に発信していくことで、日本は世界の中でどういったことで勝負できるのかを確認するっていうか。ようは、海外見なきゃ日本が世界の中でどういう存在かってこともしれないだろうなって感じ。
言葉にするのは難しいんだけど、なんかそんな感じ。
伝わるかな?(笑)
彼みたいな人と話すのはすごい楽しいな。
ああいう人とこれから出会いたいなあって感じました。

2.ギャップイヤーの壁
4人中3人がギャップイヤー経験してるってことで、カウンセリングみたいな感じでした(笑)。
壁なんてないよ、みたいな結論だったんだけど、やっぱお金の面とか就職活動の面とかで不安はあるみたい。
でも、はっきり言ってそれってのも壁って言うより、自分次第だなって思う。
やりたいことがあるからギャップイヤーするのであって、ないのにする必要はない。
自分次第。

3.今日学んだこと
これからギャップイヤーをする予定の子たちと話した。
そもそも、ギャップイヤーって何のためにするの?
ってこと。
2回目のトークの時に話していたことと共通するんだけど、自分が何かしなきゃって思った時に休学なりギャップイヤーなりして、そのしたいことに対して進んでいくというのが普通の流れ。
学んだこと、と言っても俺は既に経験者なので、自分の経験から話せる範囲で彼らに話した。
すごい目を輝かせて、話を聞いてくれたのでとても嬉しかったし、彼らならしっかりと考えてギャップイヤーするんじゃないかなって思った。
この中に学芸大の子がいて、彼は学芸大の中からActionを起こして変えていきたいという活動をしていて、とても好印象だった。
学芸大特有の、”流れが止まっている感”が動き出すような気がした。
こういう類の人は学芸大の中ではとても貴重なので(笑)、力になれるならなっていきたいなと思いました。

さてさて。
ギャップイヤーについて、自分が考えていること。
ちょっとまとめてみたいと思います。

目的意識を持つこと。
これが一番大事なのかなと考えています。
ギャップイヤーを通して、自分が何を学びたいのか、なぜするのか。
こう言ったことを常に念頭に置きながら行動すべきであると思う。
自分の場合、”世界を知る”という目的があって、世界一周にしようと思っていた。
いろいろと考えていくうちに短期の世界一周では世界のことをあまり知れないかもなと考えるようになり、自分が一番興味のあったイスラエルという国に行くことにした。
とても刺激的な毎日で、イスラエルという国についてもっと知りたいと思った。
そして同時に、初めて外から日本という国と向かい合った時、日本について何も知らない、何も考えていないと気づいた。
日本についてもっと知りたいと思うようになり、日本のことをもっと勉強しようと。
講演会等にも顔を出すようになり、inputする時間も増えた。読書なども多く時間を割いて、inputをたくさんしていた時期だった。
そして、今ではWorldShift Actionsの食糧問題プロジェクトにも参加させてもらっている。
なぜ食糧問題か、というのも今までにない新しい分野に飛び込んでみたかったから。こういうの意外と大事なんじゃないかなって思う。今はoutputの時間。

また、イスラエルでは、ある義憤を感じた。
日本の報道と、現地での生活、ここにかなりギャップがあった。
自爆テロがあって危険な国という印象しかないイスラエル。
実際に行ってみると、たしかに日本に比べたら危険かもしれないが、他にももっといいところはたくさんあった。
ニーズを追っただけの報道、それにより印象が悪くなってしまっていると気づいた。
そういったギャップを埋めていきたいと考えて、ジャーナリストを志すようになった。
また、自分から発信することが大事であると感じた。
今の社会は、俺のようなただの大学生でもメディアになりうる時代であるということ。
Twitter、Facebook、Ustream等を通じて世界に影響をあたえることができる。
そう考えたので、学生ヨル会議というものにもこれから参加していく予定だ。
学生主体で、社会の問題について議論するというもの。

これらの行動は、世界を知るという目的があって、そこから派出したもの。
だからこそ1つ大きな目的を作っておくことが大事なのかなと。
ギャップイヤーは、その期間どこにも所属していない状態。
学校にも守られていない、会社にも守られていない、一番弱い状態だと思う。
だからこそ、良くなるのも悪くなるのもすべて自分次第である。
しっかりと目的意識を持って、それに向かって行動すればプラスなことばかりであると思う。
軸がなかった自分が、この1年を通じてこれから大切にしていきたい軸をいくつも発見することができた。

目的をしっかり持つこと。
手段は変わってもいいから。

このイベントに参加してみて、この1年を振り返ることができた。
これからギャップイヤーをしようと思っている子たちの話や表情を見て、自分と照らし合わせることができた。
今年1年はギャップイヤーの1年よりもがんばらなきゃいけないなと思ってる。

自分からActionすることで、世界は変わるよ。

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副業から複業へ。

 

最近自分の将来を考える機会が多くなってきています。
人生2回目の就職活動。

2年前の就活はまじでクズでした。
周りが説明会やら、ESやらって言ってる時に僕は家でウイイレしてました。
周りが選考進んだとか、教採の勉強してる時に、家でニコ生見てました。
周りが内定もらい始めた時に、やっと焦り始めました。
エントリーしてる数、一桁。
なんとか某テレビ制作会社に拾ってもらい、内定いただけたわけですが、しっかりと自分と向き合えた上での就活だったかというと疑問視。
結局、留年&休学することになったので、内定は辞退させていただきました。

今回の就活。
1年間休学して、ゆっくりと自己分析ができました。
社会がどういう仕組みで成り立っていて、時代がWeb中心になっていくのを肌で感じました。
Twitterを通じて、いろいろな活動に触れることが出来ました。
読書をして、知識を蓄える時間も多くとれました。
ウイイレも実家においてきたし、ニコ生もサッカー中継しか見てません(←サッカーは重要!笑)。
イスラエルに行って、日本で報道されているものとは異なった生活がそこに存在していることに義憤を感じるようになりました。

自分がしたいことは何なのか。
ブレブレだった2年前とは異なり、自分の軸が確立したような気がします。

今僕が取り組んでいきたいことは、日本の報道を変えること、新しいWebサービスの構築、日本の自給率問題の改善…等。
これらひとつひとつが軸になっています。

軸と聞くと、木の幹のように大きく太いブレない軸がひとつ、という印象でした。

でも、最近感じることは、自分の軸は1つに絞る必要はないということ。
やりたいことがたくさんあったっていいじゃんって話です。
もちろん、就職してしまえば時間も限られてくるし、はたして全部の軸を同じように扱っていけるかというのはいろいろと不安はありますが、副業という形にはしたくないなーなんて思ってみたり。

あれもこれもってやって失敗するってのはよく聞く話ですが、むしろ軸が1つのほうが失敗した時のリスクはでかい。
なんせ1つしか軸がないんだから。

軸たくさんあれば、最悪1つだめになっても、次いけばよくね?ってなりますしね。

副業にしたくないんです。
複業にしたいんです。

副業にしてしまうと、言い訳したり、やらなくてもいいやと思い、疎かになってしまう。
複業にすれば、どれも平等に、すべてのことを行なっていく必要がある。
重要度も副業とは違ってくるはずです。

“表現者になる”という大地があって、その上に自分の軸となる木の幹が何本も育っていくというイメージ。

読んでる人からしたら、いきなり何!って感じでしょうね。
いや、何が言いたいっていう結論があるわけじゃないけど。

なんとなく感じるのは
働くスタイルも変わってくるんじゃないのかなってこと。
会社にずっと依存していく時代ももう終わる。
会社は自分の成長のために踏み台にしていくべき場所だというのが僕の見解です。

今、ヤバイくらい軸が定まってきてますよ。
あとはこれを可視化していくのみ。

こんな謎なBlogの日があってもいいよね。

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ウガンダ少年兵の現実

 

前のBlogを整理してたらこんなの出てきたので、再掲。

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2011.06.25
今日は拓殖大学で開かれた、テラ・ルネッサンスによる、ウガンダの子供兵のシンポジウムにいってきた。

大学時代の友達に、ポーランドのアウシュヴィッツやインド、東南アジア等に行ったことがある友達がいて。
彼女は国際問題に興味がある人なのです。
ウガンダにも実際に行ったことがあり、そのときに訪れた施設を作ったのが今回シンポジウムを開いたテラ・ルネッサンスだった。
今回たまたま東京にいた時にちょうどシンポジウムが開かれるということで、いい機会だったので彼女と共にシンポジウムに行ってきた。

テラ・ルネッサンスは、子供兵を更生して、一人で生きていけるように現地でサポートしている団体。
今回のシンポジウムは、活動報告とジャーナリスト等を迎えてパネルディスカッション、という流れ。

実際にテラ・ルネッサンスがどんな活動をしていたか、というのは僕はあまり知らなかったので活動報告により詳しく理解することができた。

子供兵を使うことの最大のメリット。
まだ道徳的判断ができない幼い子供を使うことで、人を殺すということが悪いことであると理解していないために洗脳しやすく、より従順で優秀なソルジャーになる、ということだった。

また、子供兵は、自分の村に行き、自分の親や、親族を殺せと命令され、実際にそうしている現実があると。

日本では考えられない現実があるのだと、とても怖く感じた。
感じたことも多くあったが、あえて省略させて頂く。

今日とても心に残ったことがいくつかある。

質問の時間で
この紛争の目的はなんですか?
また、紛争に終わりはあるのですか?
と聞いた人がいた。
それに対する答えは、
「目的はない。私たちがスーツをきて働くのと同じように、彼らは武器を持って戦うのがここでは普通なのだ。そして、彼ら自身に目的はない。彼らもただのコマにすぎないのだ。」
と。

虐殺をするほうが一方的に悪くも見えるが、彼らもまた洗脳されて、そうすることが普通であると思って生きているだけなのかもしれない。こうなると、誰が悪いとか悪くないとか、世界平和だとか。。いろんなことが無謀なことに思えてしまった。

あるジャーナリストがいった言葉。
「ジャーナリストは、不幸を追う仕事なんです。だから、やっていて悩むこともあります。だけど、現地の子供達が、またきてくれましたね。まってましたよ。と優しく声をかけてくれる。そういう瞬間があるからジャーナリストはやっていけるのです。」
と言っていた。これも深いなと思った。魅力的だなと感じた。

最後に鬼丸さんがいった言葉。
「人間は忘れやすい動物です。こういった事実が地球上で起こっていること、忘れないでください。一部の人が思っても仕方ないのです、みんながおかしいと思わないとだめなんです。どうか、伝えてください。家族に、家庭に、会社に。まずは伝えることが大事なのです。」

この記事は自分の意見をあまり書かずに、ただ伝えることを重視して、今日あったことを殴り書きしてみました。
途中文がおかしなところがあるかもしれませんが、許してください。

僕が伝えたいことは、世界には知らない世界が広がっているということ。そして、それを知り、伝えて、広めていくことの大切さを伝えていきたい。

いろいろなシンポジウムに参加してみようと思った一日だった。

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最近表現者になりたいという気持ちがよりでかくなってきて。
その中でも特にジャーナリストという仕事に魅力を感じていたわけですが。
いつからこんなこと思うようになったんだろう?って振り返った時に、きっとこのシンポジウムが根本にあったのかもなあと感じた。
どんな問題でも、まず知ることが大事。
問題意識を持つのはその次。

半年以上も前の自分のBlogから学ぶことがあるのだとびっくりしたので、再掲してみた。

やはり、いろいろな分野に興味を持つことは大事だと感じた。

テラ・ルネッサンス

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今年の目標

今年のテーマは、0から1を生み出す年にする
今までやってきていないことにどんどん挑戦していきたいと考えている。
具体的にどのような取り組みをしていくか。
いろいろと書き記してみました、自分が年末に振り返られるように。

1.卒業
まず第一にこれは最低限達成しなければならないこと。
1年前に留年→休学を決意して、1年間の猶予期間をいただいたことに感謝しなければならない。
今年は、しっかりと卒業しないといけないなと感じてます。
ただ、不安もある。
生活費等をどう工面していくか。
また、WSAでの活動や、インターンとの兼ね合いもあるし、そこは教授陣と相談してうまくやっていくしかない。
ある程度自由に動ける時間を作りたいとは思うが、それは自分次第だろう。
研究室にいるときはしっかりと研究し、そつなくこなす。やるべきことはやる。
先輩もいない、かと言って先生たちに迷惑はもうかけられないし、しっかりと未来を見据えて動いていこうと思う。

2.就職活動
次に就職活動について。
これは一昨年、去年の経験が生きてくると思うので、なるべく無駄な時間を過ごさないように効率よく行なっていけたらいいなと考えている。
業種はマスコミに絞っているので、そこを中心に自分がやりたいことを仕事にできるように努力するまで。
やりたいところをやれる場所へ。

3.WorldShift Actions
現在、食糧問題についてのプロジェクトで動き出している。
特に食糧廃棄問題
可視化できる面では一番わかりやすいかなと思う。
自分的には、農業に注目していきたい。
より効率よく野菜を育てるにはどうしたら良いか、新しい自給自足の形、取り組みなどを考えていきたい。
元麻布農園六本木農園など最近注目されてきているので、今年は農業が熱いはずだ。
にしても、元麻布農園まじで熱い。
どうにかして関わっていきたいなあって思ってみたり。

30年後、野菜が手に入る保証はない。
自分で作ってそれを食べる、自給自足の流れが加速するはず。
時代の流れの先をいける先見性を常に持っていたい。

4.partygroundでのインターン
まだ決まってないが、とりあえず。
先日に家入一真さんの会社、partycompanyが運営しているワーキングスペース、partycompanyのインターンの募集があった。
いろいろな人に出会えるチャンスだし、これはいい!と思い応募したら、1次審査を通過。
来週に面接があるのでそれ次第ではあると思うが、採用されれば自分にとって絶対プラスなのでぜひものにしたい。
むしろここ中心で動いていきたい。

5.読書
目標は1年で100冊。
インプットすることはとても重要である。
自分の知らないことを知識として蓄えていくことは必ずどこかで役に立つはずなので、読書は時間がなくてもやっていきたい。
インプットだけでなく、アウトプットする時間もしっかりと割いて、いろんな人とディベート出来る機会を設けたい。

6.面白いこと探し
常にアンテナを張る。
今世界ではどんなことが流行っているのか、どんなことが面白いのか、それの延長線上にはどんな世界が待っているのか。
今ある既存のものから、新しい何かを生むために常に頭を働かせていたい。
そのためには、講演会や、面白そうなことには顔を出していきたいと思っている。
インターンでもいろいろな人に出会えるチャンスが多く有ると思うので、そういったチャンスをしっかりものにして新しいものを生み出していきたい。

7.仲間づくり
Twitter経由で安藤隆人さんや清水英斗さんといったサッカーライターさんとも知りあうことができ、いい出会いが多いなと感じている。
いろいろとやりたいことが出てきてるので、WSAとは別に何か動き出せたらいいなってので仲間づくりも重点的に考えていきたい。
楽しいことできたらいいなと考えています。
楽しいこと考えてる人がいたらそれに乗っかるのもアリだなとか(笑)。

さて、最初に記した、0から1を生み出す年にするということ。
今までの自分から脱却し、新しい可能性を見つけていこうと思っている。
今年は去年ほど自由には動けないが、去年経験したことを軸に自分が納得するようなことを行なっていけたらいいなと思っている。

2012年が始まってもう既に1ヶ月。
就職活動も本格的に始まり、自分の未来についてしっかりとした絵を描けるようになってきてる。
すでに社会人になっている同級のみんなに追いつけるようにしっかりと1年間過ごしていきたい。

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旅ノ、その後

 

だいぶ今年の見通しが立ってきたので、書こうと思う。

前回の記事(旅の振り返りと、これから)で、イスラエルでの旅に至るまでの経緯、旅で感じたこと、そしてこれから、について書いた。
今回の記事では、その後について書いていこうと思う、飽きるまで。

イスラエルで感じたこと、まずは日本についてもっと知るということ

まずしたことは読書
読書はインプットするにはとても有効な手段だと思う。
自分の興味の持ったものを選んで読めばいいし、自分のペースでできる。
ただ、偏らないように幅広く読むようにした。
小説、旅、自己啓発、ビジネス書、話し方について、IT関連の本、留学についての本、原発、パレスチナ問題についての本、など。
そこで、今まで生活していたときには得られなかった情報などを得ることができて、知識がついたと思う。
読書は本当に大事。

次にしたこと、講演会への参加
自分が気になっていたサッカーライターさんの講座に参加したり。
その中で一番心に残っているのが、10月に東京で行われたWorldShift Actionsという講演会。
持続可能な平和な世界に向けて、今、自分たちが何をできるか。
様々な分野の著名人が講演を行った。
ここで感じたことは、今動き出さないといけないと感じたこと。
やはり、グローバル化の流れがきているなと。
ひたすらインプットを繰り返していた自分だけど、やはりアウトプットしていく必要性があるなと感じた。
そう思い立って、WorldShift Actions代表の室橋くんに今後行なっていくプロジェクトの協力をさせてほしいと連絡を取った。
この時はまだ愛知にいたので、今後このプロジェクトに関しては動いていくことになる。

自分の中のテーマで、“表現者になること”
それが漠然とあって、具体的にはどうしようというのは決めてなかった。
でもこの期間で、定まった気がする。
知らないということで損をしている人が多くいる。
だから、もっと敷居を低くして、いろいろな人に色々な情報を発信していけたらいいなと感じた。
具体的に言えば、ジャーナリスト。
自分の目で見てきたものを、自分の言葉で、自分の写真で伝える。
なおかつ、今までのようなある一面だけをクローズアップした報道ではなく、その地域のスポーツや、地域問題、おいしいお店、もちろん社会問題についてなど、幅広く取り扱えるジャーナリストになりたいなと感じた。
だからこそ、新聞記者の特派員にはすごい憧れるし、とても魅力的だな。

自分がしたくないことは、会社の歯車になるということ。
最初入社したときは、この会社を変えてやる!とか世界を変えてやる!と思って入社すると思う。
でも、日々の業務に追われて、そういった目標や夢というのを失ってしまう印象がある。
知らず知らずのうちに、会社の歯車になってしまっているという現実。
自分はそれは嫌で、そうならないためにも自分にプレッシャーをかけようと思ってる。
方法としては、自分の名前で生きていくということ
会社の名前で仕事をするのではなく、自分の名前で仕事をする。
やはりそういった面では、ジャーナリストというのは最適かなと思ってる。

自分は、やっぱりスポーツが好きなので、スポーツを絡めていけたらいいなと思ってる。
新しい観点で、新しい考え方で、他の誰もがやっていないような方法で活動していけたらいいなと。

だから、そのためには日々勉強が必要だし、前にも書いたけど、以前なら自分が興味を持たないような分野に対しても首を突っ込んでいく、そして、視野を広げていけたらいいなと思ってる。

広く浅く、狭く深く、というよりも、広く深く。
やりたいと感じたことはすべて納得するまでやり通す。
これを心の奥底に思ってやっていけたらいいなと。

その信念を持って、就職活動を行なっていこうと考えています。

とりあえず、今日はここまで。
今年の目標かけてないから、近いうちにアップします。
もう2月だけども。笑

それではまた。

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「サッカー観戦力を養う」に参加してきました!

1月28日、フロムワン本社3階。
「サッカー観戦力を養う」というサッカーセミナーに参加してきました。
ゲストは2人。
「なぜボランチはムダなパスを出すのか?」の著者の北健一郎さん、
「サッカー観戦力が高まる」の著者の清水英斗さんのお二方。
司会進行に秋元大輔さんと豪華な面々でした。

お二方の最近出された著書を元に、サッカーを観戦する際に重要な注目ポイントなどを紹介。
ボールホルダー以外にどこをチェックすれば戦術の機能度やプレーヤーの意図が深く理解できるかを伝える内容となっていた。

具体的にどんな内容だったかをまとめてみましたので、サッカーIQアップしたい人なんかはぜひ読んでください。

本を作った背景

・本を出版するにあたって、特別に取材はしていない
・自分がプレーしてたことを背景に、その後いろいろな選手などへの取材から、自分の中で固まってきたことを書いてまとめたもの(清水氏)

・遠藤選手、シャビ選手のプレーを掘り下げていきたいと感じ、本を出版することに
・サッカー選手はいろいろなことを考えながらプレーしているというのを理解してもらうため(北氏)

本の内容に関して

「サッカー「観戦力」が高まる」
・100個の小見出しになっている
・バルサの内容を中心に、戦術だけでなくゲームマネジメント、セットプレー、個人戦術(ボールの持ち方等)にも踏み込んでいる
・テクニックに関して取り扱った書籍があまりなかったので、それを伝える場として本という形にした
・世界のトップの選手は、味方がどうブレーしているかを”感じて”プレーしている。アイコンタクトをしているのでは遅い
→ドリブルの上手い選手はいつもボールを置くスポットが同じだから、周りもこの次にどうプレーするかを感じやすい(清水氏)

・本の背景として、ストライカー編集部の時についた癖(偶然のプレーも仮設を立てて技とする)がこの本に結びついた(北氏)

「なぜボランチはムダなパスを出すのか」
・ボランチというのはどういう発想でプレーしているのか、というのを掘り下げていってる
・ムダなように見えるパス(一旦バックラインに戻してリターンパスをもらう等)は、時間差が生まれることにより、スペースが生まれたりする
・布石になる動き
・視線のマークが外されるだけでフェイントになる(北氏)

観戦力に関して

・体の向きなどに関して頭の中で矢印をつけるようにする(北氏)
・矢印に関しては、柏レイソルの北嶋も言っていた
→右サイドの選手がボールの置いている場所が右足だったら、守備陣は縦を意識するため、中では縦ではなく下がってもらう(清水氏)
・矢印を利用したプレーがある(メッシ等)
・難しいプレーはしていない、相手の矢印の逆を意識している
→シャビの場合、後ろに敵がいる場合、わざと相手に自分の矢印を見せておいて、それとは逆の動きをすることによってフェイントになる
・バルセロナの選手はみんながそれをやっている(北氏)

初めてサッカーを見るときにどういうところに着目したら面白くなるか

・それぞれが確立するのが楽しい
・ボールを見るようにして、だんだん視野を広げていく、ぼやかしていく
・見ていくにつれて、サッカーはパターン化されて見れるようになってくる
・頭の中でWhy?を常に意識しておくと答えが自ずと見えてくる(清水氏)

・試合の中にピンをとめるようにする
→なんで沢はこんなにパスカットできるのか、ということを頭の中にピンをとめておく
そのピンを意識して試合観戦してみる
パスカットできるように仲間がスペースをうめている(北氏)

事前情報がないときの試合観戦方法

・システムを把握しておく
・どういうことが起きるかというのはパターン化されている
→両チーム4-4-2のボックス型の対戦の場合
初期配置の段階で2ボランチ、両サイドバックがフリーになる
その4人をどのように使っているか(清水氏)

-試合中に気づかない間でシステム変更する場合は?-
・約束事が変わりやすい瞬間は必ずあるので、そこでのactionは気をつけて見る(選手交代、監督の動き、ハーフタイムなど)
・テレビ観戦だと、わかりづらい部分があるので、生観戦がおすすめ(清水氏)

観戦解説(清水氏)

【エル・クラシコ国王杯1st】
・DFの姿勢
[前半10分]
1.ピケの姿勢
ゴールと相手のライン上ではなく、中央を切っていて外を向いている(ワンサイドカット)
ライン上をとってしまうと、裏をとられてしまうのをピケは知っている(Cロナウドのスピードもあるため)
→クリロナのカットインシュートを恐れていた
2.ダニエルアウベスとの位置関係
このままだと裏が弱いので、その部分をアウベスがカバーできたはず
普段はピケは左CBなので、アウベスとの連携をうまくとれていなかった
・右SB(アルティントップについて)
[後半8分]
本来アルベロアのポジションだが、この日はアルティントップが右SBになっていた
アルティントップはイニエスタから眼を離してしまったため、裏を取られてしまった
それに対し、セルヒオ・ラモスが危険察知したことにより、難を逃れた
[後半31分]
DFラインが4人並ぶことで幅をカバーするというのはセオリー
アルティントップがイニエスタの動きにつられて中に入ってしまったため、どフリーのアビダルへのパスでゴール
『問題点』
1.本来のポジションではないところで起用されたアルティントップのDF力の無さ(ゾーンディフェンスに慣れていない)
2.アルティントップがイニエスタをマークするという約束事があったのかもしれない
→マンツーマンディフェンスだとしたら、同じサイドのC・ロナウドがカバーに入るべきだった
→W杯の日本代表を例にとると、長友のカバーを阿部や大久保がしていた
→イニエスタが中途半端な位置にいることによって、これがフェイントになっていた(北氏)

【エル・クラシコ国王杯2nd】
(バルデスに代わって出ていたピントは危ないパスミスを多くしていた)
・ゴールキックに関して
[後半22分]
普通、CBはゴールキックの時にペナルティエリアの角で受けるのがセオリーだが、レアルFWがそこを埋めていた
なので、ピケは死のエリア(自陣のコーナーエリア)まで広がっていた
だが、ピントはロングパスを選択(ショートパスをもらっているためにCBは広がっていたのに、ロングパスをするという選択は適切ではない)
本来ならば、ロングパスを選択する場合、GKはCBに中に入るように指示しなければならない
その指示がなかったために、結果ボールロストし、中がスカスカになっていた
そのままC・ロナウドの得点につながった
[後半41分]
バルセロナとしては、点を決められると負けてしまう状況
このシーンでは、CBは死のエリアではなくラインを上げて中に詰めてポジショニングをとっている
ボールをキープできなかったが、危険なシーンは免れた

これらの試合から言えることとしては、
・今まで出ていなかった選手が穴になりやすい理由はこういったシーンに多くあるということ
連携ミスや、戦術の成熟度の関係
・ミスが少ない試合、高度な試合だからこそ、技術的なミスよりも判断ミスが多く目についてしまう

質疑応答

Q1.
セオリーを逸脱することに関してどう考えるか
A1.
セオリーを破るのは楽しい(清水氏)
セオリーを考えた上で、見ることは楽しい(北氏)

Q2.
ミスが多く展開がぼやけてしまった場合、流れをつかむコツ
A2.
傾向をつかむようにする(清水氏)
サッカーはミスのスポーツなので、優秀なチームはミスをした前提でトレーニングしている
ミスした後にどう動くのかというのをよく見るようにする(北氏)

Q3.
観戦者の目が肥えていっているが、どのような原稿を求められるようになったか
A3.
観戦者の目が肥えっていっているのに比例して、編集者のレベルもあがってきているので少し突っ込んだ話をするようにしている
自分の知識をどんどんアップデートしていき、つまらない記事にならないように心がけている(北氏)

Q4.
守備戦術について、今後どういう流れになっていくのか
A4.
ビルバオのマルセロ・ビエルサに注目している
マンツーマンDFによって、バルサをどう打ち破るかに注目している(清水氏)

バルサを打破する方法はフットサルではよく行われる
サイドにパスを出してから、CBが縦に走るような動きが出てくるのではないかと予測している
将来的には、フットサル化し、CBも流動的な動きもしていくのではないだろうか(北氏)

Q5.
日本のボランチで遠藤の後継者になりうる人は?
A5.
チームを動かしていくボランチという面では、鹿島アントラーズの柴崎岳に注目している
どこにスペースがあるのか、ということを見つけることが上手い選手
他には、日本人ではないが京都サンガのチョンウヨン
彼のゲームメイクがチームに回ってくればもっとよくなる(北氏)

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こんな感じの1時間30分でした。
セミナーの最後には安藤隆人さんも登場。
観戦するときに気をつけている点は「違和感を持つこと」だそうです。
それを感じられるようにならば、安藤さんのように将来有望な選手を見つけ出す力もつくのかもしれません。
「安藤さんがこの場にいることが違和感ですけどね」
と、笑いを取られていましたが……。

感じたこと

サッカー選手は一流と呼ばれる選手ほどいろんなことを考えてプレーしてるということ。
無駄なように見えた一つのパスが、実はとてつもなくでかいメッセージが込められている。
ただ単に、「メッシすげえええ!」で終わっていたのが、こうした背景を考えながら見ていくことで
“メッシの今の動きは、シャビのボールを置く位置から裏へのパスが出ることが分かっていたんだな”ということや、
国王杯でのピケが抜かれて失点してしまったところでも、普通ならクリロナすげえなで終わる所が、
“ピケ自身は自分にスピードがないことを自覚しているから、その中で考えられるベストなDFの仕方だったのだな”等と考えられるのです。
サッカーの奥深さを最確認できました。
自分の中で、サッカーを見る時に気をつけていた事はなんとなく構築されていたのですが、
このセミナーに参加することにより、もう1ランク上にいけたような気がしました。
本当に有意義な時間でした。


※続編が出ました!!!


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[レビュー]走り続ける才能たち

 
久々のブログ更新。
安藤隆人著「走り続ける才能たち」の書評、というか感想。

まず、最初に。
むちゃくちゃよかった。

まず、リズムがいい。
複数の選手を取り上げる場合でも、時間軸は同じにして書かれているため、読んでいる側からしても読みやすいし、早く次を読みたいと思わせてくれる。

内容について少し述べると、
テレビでのニュースなどでは、一見順風満帆にいっているような選手にも、安藤さんなりの取材で実はそうじゃなくて苦労していた時代があるんだと気づかされた。
また、長い時間取材しているため、その選手がどう成長していくのかというのが感じられた、特に第三章の香川真司の部分。
細貝選手との会話の中で、
「高校時代から顔を出してくれる記者の人はいない」
という部分があって、これが安藤さんの強みなんだろうなと。

宇都宮徹壱さんのライター講座(その時の記事はこちらから)にて、
「ライターとして生き残っていくためには、誰にもない視点を確保すること、自分のストロングポイントを見つけること。」
とおっしゃっていた。

安藤さんの強みは、地道な取材で将来有望な選手を見つけ出し、若いうちに信頼関係を築いていくことなんだろうな。
やはり、選手を見つけ出す能力に長けているなと感じた。
これは生まれ持った才能ではなくて、学生時代からいろんな試合を見て、いろんな選手を見て培ってきたもので、努力の賜物だと思う。

また、長く付き合っているからこそできる選手に対するアドバイスも的確で、なおかつそれらが選手たちにも直に伝わっている。
これはジャーナリストとして重要な役割である。
選手たちも客観的な目線で自分を見てもらって、それをアドバイスしてもらうということを欲しているはずだ。
長いこと見てくれている安藤さんなら、なおさら自分のプラスにもなる、いい影響を与えている。
誰でも人に見られていると感じると「頑張ろう」という気になる。
大袈裟だと思われるかもしれないけど、きっと安藤さんがいなければ今海外で活躍してる選手はもっと少なかったように感じた。
純粋にすごいです、安藤さん。

僕は安藤さんの過去にすごい興味があった。
なんで銀行員をしてたんだ?と。
でも、この本を読んで読んでよく分かった。
自分の時間が確保される仕事に就いて、その時間を使って取材する。
サッカーライターは完全実力主義である。
きっと安藤さんはそれを十二分に理解していて、銀行員時代に経験を積むことにより、自分のスキルアップをはかったのだと思う。
そして、本田岡崎細貝らに出会ったときに仕事を辞める決意をした。
今ではユース教授と呼ばれるまでになった。
ほんとにすごいです。

本の題名である、走り続ける才能たち。
これに合った内容だった。
その才能たちを安藤さんは常に追い続けていて、知ることの出来なかった、安藤さんにしか見せない選手の表情を感じることができた。
安藤さんはこれからも変わらないだろう。
新しい才能を追い続けて、僕達に新しい発見をする手助けをしてくれるんだと思う。
「ユース教授。」
唯一無二の存在である。

きっとこれからもサッカー界に多大な影響を与えていってくれるんだろう。
素敵な本をありがとうございました。

みなさんも読んでいただきたいです。
安藤さんが過去に出した書籍もアマゾンから購入できるので、ぜひ。



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旅の振り返りと、これから

 
 

旅の最終日の夜、いろんなことが頭を廻った。
2011年はじめに決意したこと、今回の旅に至るまでの経緯、実際に旅に出て肌で感じたこと、そしてこれから。

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2011年2月、休学を決意した。
頑張れば卒業できて、なおかつ就職先も決まった中でそれを投げ捨てて休学した。

「まだ大人になりたくなかったから」
甘い考えとは分かっていたけど、自分の決断を変えることはなかった。

頭の中にはやりたいことがあった。
1つ。
世界一周。
理由は単純、自慢できるから。

自慢できるという意味不明な理由だったけど
いろいろ調べていくうちに自分の知らないことが世界にはあると感じた。
自分の常識が他人の常識ではない。
自分の見たことのない世界を見ることは、当時の自分にとってはとても魅力的だった。

実際、それまで閉鎖的な環境に居座っていたこともあり、社会のことなんて考えたこともなかった。
知らないことがあるという事実にさえ、気付けていなかった。
なのに、社会人になろうとしている自分がいた。

社会人になってからの自分が思い描けないまま、あやふやなまま社会に出ていいのか。

就職活動もそこまで真剣にやらず、だいたいこんなことしたいなという思いだけでテレビ制作会社を選んだ。
「表現者になること」
これは昔からの自分のテーマで、それにあっているだろうという理由でテレビ作れたら面白そうじゃん?と。
それもそれで楽しいとは思った。

でも社会的に未熟すぎる自分が作るテレビに、誰が興味を示してくれるかなと。

良い表現者になるためには、自分自身が魅力的な人物にならなきゃならないと感じた。
そこで自分を振り返ったところ、そんな自分になれてるか?と自問自答した。
答えは、NOであった。

魅力的な自分になるために、世界一周をしようと思った。

バイトをして、お金を貯めて、順調に世界一周の準備は進んでいた。
そんなとき、イスラエル行きを決めた。

世界一周ではイスラエルはいけないと思っていた。
物価も高いし、なんせ少し怖いし。
自爆テロとか普通だからね。

でもイスラエルには死ぬまでに一度は行きたいと思っていた。
大学の授業でパレスチナ問題について触れた時、こんなことがあるんだと知った。
もともとパレスチナ人が住んでいた場所を、WW2後、ユダヤ人のための国が作られた。
そしてユダヤ人によるパレスチナ人の虐殺。
ナチスによって虐殺されたユダヤ人が、だ。

閉鎖的な生活の中で、少しだけ外の世界を見た瞬間だった。

世界一周いきたいけど、それ以上にイスラエル行きてえ…と。
最悪、お金なくなって世界一周できなくてもいいや、とさえ思って旅立った。

イスラエル。
自分がイメージした場所とは全く違った。
自爆テロ?3週間いたけど1度だけだったよ(それでも異常だけど)。
パレスチナ人とユダヤ人仲悪そうだな…?いや、普通に共存してたよ(全て見たわけじゃないけども)。

まあ、言いたいこととしては、冒頭にも言ったように
知らないことへの恐怖、ですよね。
イメージだけで作り上げられたイスラエルと
自分の目で見てきたイスラエルでは、全然違った。

そして、3週間いたけども、時間足りないよと。
たった2ヶ国だったけど全て見れた?って聞かれたらまだまだ。
イスラエルについてもっと知りたいと思った。
現地の人にも話聞きたいし(そのためにはアラビア語とヘブライ語話せたら超便利だな)、もっと長くいたいと思った。

当初の予定では3ヵ月ほどで世界一周行こうと思っていた。
3ヵ月って自分の中では結構長期的で、そんだけいけば大丈夫っしょ?って。
でも、きっとこれ、俺の目的からしたら合ってないじゃん?って感じた。
自慢するってだけならできるけど、これはほんと意味ないし。
「世界のことをもっとよく知る」
これが目的なら5年くらいかけて世界一周したほうがいいなと感じた。
世界一周に固執するならばね。
3ヵ月は短すぎた。

世界を知る前に、日本についてもっと知ろうと思った。
きっと自分の知らない日本がたくさんあるんじゃないかな、と思って。

結果、世界一周今年は諦めようと思った。
その夜決めた。

日本についてもっと勉強してから、社会に出て、時間見つけていろんなところ旅しようと思った。
世界一周に固執しなくてもいいじゃん。
あー、ここでも逃げるんだ俺、って思ったけど、なんていうかそう思っちゃった以上行く気も失せた。

個別にいろんな国行って、いろんなこと知って、それから総復習的な意味合いの世界一周できたら素敵だなと思った。

ヨルダン最終日にある老夫婦に出会った。
仕事辞めてゆっくり世界一周してるらしい。
そういう形もありなんじゃないかなってね。

何話したいかわかんなくなってきて、まとまってないけど、とりあえず、俺は勉強不足で、何をやるにもまだ未熟すぎたので、いろんなことを学ぼうとこのときに感じました。

いろんな本を読んで
いろんな講演会に行って
いろんな人と出会って
いろんな可能性を広げていこうと感じました。

自分の将来について、いろいろ考えることがあるんだけど、これについてはまたブログで書こうかなと思ってます。

とりあえず、この旅で感じたこと。
日本には世界について知らない人がたくさんいる、自分も然り。
そういった人たちに事実を伝えたい。
歪曲化された報道を信じているすべての人に伝えたい。

表現者としての自分の最終目標はそこなんだろうなと。

そのためには自分で見て、感じる必要がある。

世界一周の夢は諦めません。
ただ、少し目標が変わっただけ。

世界を知りたい。
この欲が尽きることはないでしょう。

まず日本から。

そんなことを考えながら、この旅最後の夜は更けていきました。
少し長く感じた夜でした。

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イスラエル最終日。ヨルダン再入国。

2011.08.23 イスラエル8日目 ヨルダン再6日目

朝8時30分起床。
今日は昼にヨルダンに戻る日だったので、palm hostelで過ごす最後の朝。

このhostelは前にも書いたとおり、日本人特別待遇(笑)だったので、他の人とは別の部屋だったんだが、8時頃誰か入ってきた。
50代くらいのおじさんが入ってきて寝始めた。
きっと最後だったから入れたんだろうなと。
もはや、ドミトリーなのでそれが普通なんだけど。

さて、朝は少し時間があったので、もうひとつのゴルゴダの丘に行ってきた。
少し歩くとすぐに発見。
受付で日本人だと告げると、日本語のガイドブックを手渡された。
この旅で初だな。
この場所はイギリスが管理している場所なので、そこらへんはしっかりしてるのかな?と推測。






さて、こんな感じで面白い見どころはなかったですが、観光客は多かった。
朝早かったのに。

そしてホテルに戻り、メールチェック等をしてホテルをチェックアウト。
長い間ありがとうございました。

イスラエルで使うぎりぎりのお金(タクシー代、tax代等)を換金して、タクシー乗り場へ。
乗合なので4人ほど集まるまで待つ。
ひたすら待つ。
全然来ない。
待つ。
暇だから、そこらへんの写真を撮る。





シシカバブ屋さんお世話になったなあ、とか
ダマスカス門撮ったことなかったなあ、とか
車の通り激しいなあ、とか
いろいろ思いながら感傷に浸る。

2時間ほど待って、外国人観光客がきてくれて出発。
1人40NIS。まあまあですね。でも仕方ない。
そしてアレンビーまで小1時間ほど。

門で、武器を持ってないかなどなど聞かれて、持ってねえぜぇと答えて。
乗合の女の子と会話盗み聞きしようと思ったけど、何にも聞き取れない。
終わってるわ、俺の英語力。
なんて思いつつ、いつの間にか国境に到着。

荷物を預けて、taxを支払う。
172NIS。
162NISと聞いていたので、若干焦るけど仕方ない。
だがバス代が足りない…と思ってたら、JDで支払えるらしくぎりぎり足りそう。
よかった。

イスラエル側の国境でバスが来るまで待つ。
1時間以上。
今日は何かと待ち時間が多い。

バスが来てから、また少し待つ。
乗客が埋まるのを待っているんだろう。
今日はそこまで人が多くなかったので、結構時間がかかった。
さて、だいたい埋まったところで出発。
やっとヨルダンに………!
って思ったら、乗客が途中イスラエル兵ともめてる。
んで、バス降ろされてる。
何があったんかな?
たぶんVISAの関係でしょう。
イライラしたわー(笑)。

そんなこんなで、やっとヨルダンに到着した。
パスポートを受け取って、タクシーを捕まえる。
というか、勝手に運転手が値段交渉してきて、マンスールホテルまでお願いした。
1人10JD。
このままマンスールホテルの前まで連れてってくれるかと思ったのに
「渋滞してるからここでいいか?」
「walk!50m!50m!!!」
としつこい。
明らかに遠いことは分かっていたけど、うるさかったので降りた。
おいおい、後味悪いぞ…。

歩いてだいたい10分くらい。
重い荷物を持って歩くのはきつい…。
さて、マンスールに到着。
ルアイも覚えててくれて、感動の再会(笑)。
ルアイと日本人のゲイについて話した。
彼の英語は俺にとってはめちゃくちゃ聴きやすくてありがたい。
すげー笑いました。
「yuukiはゲイじゃないよな?」
とかいきなり言ってきて、おいおい、疑うなよと。
むしろ君のほうが(ry

さてドミトリーに泊まることになった。
いい感じの部屋。


その後、荷物を置いてアンマン散策。
シーシャ安いから買おうか迷ったけど、荷物多くなるしやめた。
お土産買えず。明日出直すことに。

夜は前きたとき気になってたフライドチキン屋さんへ。
そこで待ってた男の子がむーちゃ可愛くてお土産買ってあげよう!って思ったんだけど
その子、フライドチキンに必死でダメだった(笑)。
にしても、仕草が全部可愛かったな。
明日会えるかな…。

さてさて、明日ついに帰国。
16時の飛行機で日本に帰国します。

PS ホテルで一緒だった@takuro3313くん、いい子だったな。
馬場くんに会えたのかな。
むっちゃ会いたがってたが。
僕も会ってみたいけどな。

さて、旅ブログはこれで終了。
最終日のこと、まとめ的な意味で書くかも。書かないかも。

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生活に締まりを!おすすめ管理系iPhoneアプリ

みなさんは時間の使い方は上手ですか。

私はとても下手です。
学校に通っているときは、休みがあると家で一日中ぐうたら過ごす…なんてことはざらにありました(笑)。
行き当たりばったりで過ごしていて、本来すべきことがあったのにできなかった、なんてことはよくありますよね。
私はそんな現状を打破するためにiPhoneアプリを用いて改善を試みました。

使ってみておすすめできるアプリがいくつか出てきたので、ぜひ使ってみてください。
詳しい使い方は明記していないですが、どのアプリもシンプルなのですぐ使えると思います。

1.「Daily Routine」
このアプリは、24時間をどう過ごすかという指標を作ることができます。
時間にくさびを打って24時間を習慣化する、ということです。
例えば、「12時から昼食をする」と登録すると、その時間になったらバナーで知らせてくれます。
バナーで通知してくれることによって、「今自分が何をやっている時間か」ということを常に意識することができます。
24時間設定できるので、これを続けることで生活リズムが形成されるような気がします。


本来ならば、今は私は寝ている時間ですね(笑)。

Timelineはいくつでも作れるので、平日、休日で分けて使えます。
今はまだ英語のみの対応ですが、使い方もシンプルなので分かりやすいと思います。
UIも他にはないような見た目なので新鮮で心地よいですよ。

Daily Routine 1.3.3(¥250)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Jaysen Marais – Jaysen Marais(サイズ: 5.8 MB)

2.「Timenote」
このアプリは、現在自分が何をしているのかログをとっておくアプリです。
Daily Routineは、どう過ごすかという目標の意味合いが強いのに対して、
Timenoteは実際に行っている作業の時間等を残しておくことができます。


現在進行形の作業がある場合は、アイコンの右上に数字が出るようになっています。

サマリーを見ることができます。

どの項目に時間をかけたか等、分析することもできます。
時間管理にはもってこいのアプリですね。

Timenote 1.7(¥85)App
カテゴリ: ビジネス, ライフスタイル
販売元: Katsunobu Ishida – Katsunobu Ishida(サイズ: 1.8 MB)

3.「Sleep Cycle」
このアプリは、目覚ましアプリです。
人には深い眠りの時と浅い眠りの時があるらしく、このアプリは目覚めよく浅い眠りの時を分析して起こしてくれるというアプリですね。

これが開始画面です。

自分の睡眠について、分析されるという高性能なアプリなので使ってみる価値はありそうです。

このアプリを使い始めてから、なんとなく目覚めがよくなったような気もします。
アラーム音を設定することもできるのである程度カスタマイズ可能です。
寝るときは、iPhone画面を下に向け、ベッドの下に置きます。
また、使用する際は、常に充電されている状態にしておく必要があります。

Sleep Cycle alarm clock 3.0.1(¥85)App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ユーティリティ
販売元: Maciek Drejak Labs – Maciek Drejak Labs(サイズ: 7 MB)

4.「Todo」
このアプリは、自分がすべきことをメモしておくことができるアプリです。
巷で言う、GTDってやつですね。

例えば、”スーパーマーケット行ったら買うもの”というタスクを作ってみます。

このように使うんです。
というかこのアプリはそのまますぎて説明のしようがないです(笑)。

このアプリのいいところは、タスクに種類があるところ。

「18時に電話しなきゃ!」といったような細かい設定もできちゃうわけです。

あとは、アイコンの右上に数字が表示されます。

その日やるべきタスクがいくつ残ってますよーっていうのを知らせてくれてます。

このアプリ、すごい高性能だと思いますよ。
まだ使いこなせてないけど、かなり使い道ありそうです。

Todo 5.0.1(¥450)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Appigo – Appigo, Inc.(サイズ: 7.3 MB)

5.「Zaim」
家計簿アプリです。
いくら収入があって、自分がいくら使ったかを記録しておくことのできるアプリです。
大まかな目標を設定し、それを基にして管理していきます。


カテゴリもたくさんあるため、細かく設定できます。

分析もできるため、なんであんなもの買っちまったんだーなどなど、自己分析して無駄遣いも減りそうですね(笑)。
1月から1人暮らしを再開するので、そうしたらこのアプリをフルに活用していこうと考えています。(今は使ってません(笑)。)

Zaim みんなの家計簿 1.1.2(無料)App
カテゴリ: ファイナンス, ライフスタイル
販売元: tinymonks – TAKAKO KANSAI(サイズ: 6.2 MB)

6.「Nike+ GPS」
ランニングをする際に用いているアプリ。
GPSを用いているため、自分が走ったルートや、スピード、消費カロリーなどが表示されるのでとても使いやすいです。
また、これまでの走ったログも残せるため、今までどれくらい走ったんだろう?ということも簡単に表示することができます。


今までの最高タイムも記録されるため、記録更新をすると著名人のメッセージなどが聞けて、エンターテイナー性にも富んだアプリだと思います。

自由に走るパターンと、タイムを指定するパターン、距離を指定するパターンがあります。

また、iPhoneに入っている音楽を聴きながら走ることができます。
その中でパワーソングというものを指定できるため、終盤きつい段階で自分の中の”パワーソング”を聴くことができるのです。
目的に合った使い方ができるし、音楽を聴くこともできる。
かなり魅力的なアプリですね。

Nike+ GPS 3.3(¥170)App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
販売元: Nike, Inc. – Nike, Inc. (iDP) 1(サイズ: 18.9 MB)

最後に
さてさて。
6つのアプリを紹介してみました。
時間管理のアプリ以外の管理アプリも付け加えて紹介してみました。

家計簿をつけるとお金が貯まると言います。
ということは、時間を作りだすには、時間管理をすれば時間が生まれるということなんじゃないでしょうか。
私はこれらのアプリを使うことにより、以前よりも時間を無駄にすることが減りました。
最初は少しめんどくさいなと思いますが、習慣化してしまえば自分にとってとても有益だと思います。
時間は誰にも24時間平等にあるものなので、うまく使って充実した生活を送りたいですね。

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